お知らせ

【子ども発達学科】 あんな授業を私もできるようになりたい! ~ 小学校算数科の授業参観 ~

2022年11月10日

【子ども発達学科】2022年11月4日(金)
 本学は、小学校教諭(特別支援学校小学部希望者を含む)免許取得を希望する学生に、在学中の早期から学校現場での指導を体験的に学び、大学での「理論」と現場での「実践」を一体的に身に付けることを目的に「学外授業実習」を行っています。
 今年度は、各務原市立那加第三小学校を会場校として、本学2年生「子どもサービスラーニング」受講者16名が算数科の授業を参観させていただきました。
 授業は、6年生【単元名】比 本時「比の利用」 【授業者】今井優子教諭・河田尚史教諭が公開していただきました。本時は、習熟度別少人数指導の形態で授業が行われ、学生は「どんどんコース」「じっくりコース」のそれぞれの授業を相互に参観することができました。
 今井先生、河田先生ともに、指導する児童の実態や学びのスタイルは異なりますが、一人一人の児童に寄り添いながら確かな学力がどの子にも身に付くよう丁寧かつ熱心に授業を進めてみえました。参観した学生は「児童が見通しをもって授業に向かうことで熱心に取り組む姿がみられました。教師は、児童の示す考えをどう授業に活かすかが大切であることを学びました。」「タブレットや電子黒板などのICT機器が活用され、児童がノートの解法を写真で写し、答え合わせをするなど、私が小学生の頃にはなかった学習方法を目にして、本当に授業が進化していることを実感しました。」「児童全体に活気がありハツラツとしていて学びに意欲的な印象を受けました。私もこんなクラスを築けるように、一層大学での学びに力を入れていきます。」など、実際の授業を通して学校教育の現状や、今後の学修への道しるべを感じ取ることができました。
 本学では、小学校教育実習を前に、学校現場と連携した「学外実習」や、学校現場などで実践してみえる先生を講師に招いての講話などを積極的に行い、学生が確かな指導力を身に付けて実習、やがては、教師として児童の前に立てるよう工夫した指導を進めています。