地域・社会
総務大臣からの感謝状授与について
昨今、少子化等の影響から、全国的に市町村の消防団員数減少が進んでおります。そういった状況を受け、地域防災力の維持の為、平成28年10月11日、総務省消防庁次長から「消防団への加入促進に向けた取り組み」についての通達があり、各務原市より本学に在籍する学生に対し、各務原市機能別消防団への入団要請がありました。
本学においては、平成26年4月1日より、救急救命士の養成課程を開設しており、そこで学ぶ学生達は、将来、消防職員を目指しております。この入団は更なる消防行政への意識の高揚を図る絶好の機会でもある為、神谷理事長が許可され、本年1月1日付けで心理学科学生15名が入団に至りました。
各務原市機能別消防団員としての具体的な活動としましては、各務原市消防本部の職員の方が行われている市民に対しての「応急手当の普及啓発活動」の講習会等の際に、その補助員として、市民の方々に「応急手当」の指導を行っております。
これらの活動並びに各務原市消防団員数が増加した点に対して、先月10月25日、東京都千代田区の総務省中央合同庁舎において、野田聖子総務大臣より、感謝状が授与され、その式典に、各務原市機能別消防団員の本学代表として心理学科4年生の岩崎修平君が出席しいたしました。
「誰もが経験出来る訳ではないこの様な立派な式典に出席させて頂き、いい経験をさせて頂きました。私自身、今、各務原市機能別消防団員として、市民の方々に対する応急手当の普及啓発活動に携わらせて頂いており、その中で、市民の方々に応急手当を指導させて頂く難しさを実感したり、時には、御礼の言葉を頂いたりするなど、消防職員を目指す学生として、非常に貴重な体験をさせて頂いております。その上、今回、この様な式典にまで出席させて頂き、身が引締まる思いと同時に、今後も地域社会に何らかの形で、継続して貢献して行きたいと考えております。」と話しておりました。
本学としては、今後も地域に密着した社会貢献活動に積極的に取り組み、社会に大きな役割を果たすことが出来る学生の養成を考えております。