お知らせ

【人間関係学部/心理学科】塩田翔一先生の研究が学術雑誌「Frontiers in psychology」に掲載され論文1位になりました。

2023年10月09日

本学、人間関係学部心理学科の塩田翔一先生が発表した論文(「Role of fantasy in emotional clarity and emotional regulation in empathy: Apreliminary study」(邦題; 情動への明瞭性と制御にかかるファンタジーの役割)が、米国公共ラジオ放送のJon Hamiltonによって取り上げられWCBE, Northern Piblic Radio, KOSU, Northeastern Indiana Public Radio他42社にてその内容を紹介されました.そして,Euan Adieによって創業されたAltmetric社が提唱する,社会的な評価を示す指標であるAltmetric Scoreにおいて325点を獲得しました.Altmetric社は,この得点を特異的であると評価しています.本研究が国際社会に与えている社会的影響の程度は,全世界の全ての研究領域で上位5%以内 (96,911 / 24,406,441),同年代の全世界の全ての研究領域で上位1%以内 (2,662 / 468,685),Frontiers in psychologyに同年代で掲載された論文1730本の中で1位という位置づけとなりました.                                                                                                                                                                                                                            本研究は、共感性を支える機能の一つであるファンタジーが,メタ認知にもたらす作用を明らかにしたものです。主な結果として,ファンタジーはメタ認知の情動を明瞭化する機能へ作用し,その関係性は視点取得により調整されること,ファンタジーは情動への制御に影響し,その関係性は情動喚起により調整されることが明らかになりました.                          塩田先生は、本研究の最終的な目標は,療育を目的とした絵本を作成し,自閉スペクトラム症,注意欠如・多動症を抱えた子ども達や,虐待を受けた子ども達に適用,彼ら (彼女ら) の抱える苦しみの根幹にある心理機能を育むことであり、これからも一歩一歩こつこつと苦しまれている方,困っている方の支えになるようなものを創り出していきたいと常々語ってみえます.

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