お知らせ

【子ども発達学科】 教師になりたいあなたをバックアップ 【ぎふ教師塾】開催

2023年07月05日

【子ども発達学科】令和5年6月27日(火) 
 子ども発達学科では、小学校や特別支援学校の教員を目指す学生を対象に、岐阜県教育委員会教育研修課とコラボして『清流の国 ぎふ教師養成塾』という教師を目指す学生向けの研修に参加しています。今回は、子ども発達学科3年生・4年生の希望学生26名が参加しました。
 当日は、岐阜県の教員採用を担当する義務教育課浅井孝彦教育主管、採用された初任者教員の研修などを担当する教育研修課の棚橋武司教育研修課長、中西史子研修企画監、研修企画課の今井則雄課長補佐、和泉宏紀課長補佐の5名の方に指導していただきました。
 義務教育課より、岐阜県の教員採用における様々な配慮事項や他県にないメリットなどについて説明を受け、学生は「教師になった時、遠隔地に配属されるのではと不安がありましたが、若手に優しい人事配置と人材育成が整っていると聞いて安心しました」「新任で学校に入った時しっかりしたサポートがあり魅力に感じました。私は先生になりたいけど【ブラック】ではと思っていましたが、勤務時間や休暇取得など家庭を築いても働きやすい職場だと感じました」と、今までのイメージとは異なる近年の学校現場の状況を知ることができました。
 教育研修課からは、学校での具体的な生活場面をもとにした児童生徒への指導・支援について学びました。今回は「トイレのスリッパをきれいに並べる子どもをどのように価値づけるか」という事例でグループ協議を行いました。学生は3年4年それぞれ数人のグループで意見交流を行いました。「各グループで様々な意見が出る中、先輩グループからは道徳科の授業の活用や学級通信の利用などのアイデアが提案されたり、全体に話すときにはその対象となる児童の了解を得ることも必要であることも指摘されていました。流石だなあと感じました。」「今回の事例などで得たことをこれからの教育実習で実際に体験し、自分の指導力向上に役立てたいと思いました。」など、子どもの前に立つ自分をイメージした感想をもつことができました。
今後は、個別に配信される動画による研修を受講し、さらに実践力を高めることになります。本学では、教育の実践的な指導力を高めるために今後も県教育委員会や市町村教育委員会と連携した取り組みを進めていきます。

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