お知らせ

【子ども発達学科】 岐阜県教育委員会とのコラボ企画~『ぎふ教師養成塾』で学ぶ児童生徒への指導~

2022年12月20日

【子ども発達学科】2022年12月6日(火) 
 本学は、岐阜県教育委員会教育研修課が行う『清流の国 ぎふ教師養成塾』という岐阜県の小・中学校等の教師を目指す学生向けの研修に大学として参加しています。今回は、子ども発達学科2年生・3年生の希望学生26名が参加しました。
 教育研修課の今井則雄課長補佐より学級経営について、梅村和由指導主事より特別支援教育についての実践的なご指導を受けました。特に、学級経営に関しては、「よりよい学級とは」「担任として忘れ物が気になる児童への対応はどうするとよいか」 特別支援教育に関しては、「教育の中での支援とは何か」「支援と甘えは何が違うのか」といった今後現場で出会うであろう問いに対して、学生は自らの経験や大学での学修を踏まえて積極的に意見を出し合い、教師としての心構えや一人一人の児童生徒に対する配慮のあり方を具体的に学ぶことができました。
 学生からは「個別の対応をするべき支援とその周りの児童生徒の気持ちも見通した支援など、学級内での支援の塩梅を探すのが難しいと思いました。」「よい学級とは何か、どんな学級にしていきたいか、どうしたらそのような学級になるかなどの問いに対して、一つ一つ理由を付けて考えることができ、自分自身を見直すよい機会になった。今後は、先生と子と親との関係性について深く学びたいと思った。」など今後の大学での学修に対する自分なりの課題を明確にすることができたようです。
 教師として出会うであろう様々な問いに対して「自分の中で答えを出すこと」「様々な手立ての根底にあるものは何かを考えること」すなわち、自分なりの教育観を確立することの大切さを2人の先生からは学ぶことができた研修となりました。今後は、2月以降配信される動画による研修を受講し、さらに実践力を高める決意をどの学生も抱くことができました。

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