お知らせ
【管理栄養学科】透析患者さんから学ぶ!
2020年11月10日
臨床栄養活動論実習という管理栄養士・栄養士になるための授業で、「透析の食事療法の実際~透析患者の立場から~」の内容で、透析患者さんの実際の体験を交えたお話を聞く授業を行いました。
講師をしていただいたのは、岐阜県腎臓病協議会顧問の大矢正明先生です。大矢先生から、どうして透析になったのか、食事はどのように食べているのか、岐阜県の腎臓病患者の実態などいろいろなお話を伺うことができました。
透析の食事療法は制限が多く、コントロールが難しいものですが、大矢先生は家族や病院のスタッフの支えがあって初めて、しっかりと食事療法を行っていけるとお話されました。
最後には管理栄養士・栄養士と臨床検査技師をめざす学生に、将来なってほしい医療スタッフの理想像についてもお話いただきました。まずは医療従事者として最新の知識を勉強していくこと、それから「医療スタッフと患者は、一つになって初めて透析という命をつないでいける仕事ができる」という言葉をいただき、学生もそのやりがいとともに責任の重さについて再認識できました。
学生は患者さんの気持ちが初めて聞けて、管理栄養士・栄養士や臨床検査技師をめざすモチベーションが高まったと感想を述べていました。