子どもたちの「見る」「触れる」「作る」を、幅広く捉え造形の多様な方法を身につけます。
学びの特長
- 子どもたちの造形活動のねらいや意味を考えながら造形を学習します。
子どもたちは色や形や素材により多く触れ、より多くの体験が大切だと考えます。現代は新しい素材が多く生まれています。そうした素材や技術を取り入れていきたいと考えています。
- 子どもたちの環境としての造形をより美しく
幼稚園や保育園の壁や物は、子どもたちに多くのものを与えます。より美しいものの中で、子どもたちが過ごせるように、造形環境を考えます。
- 子どもたちの「今」を意識する感性
子どもたちが「今」美しい、面白いと感じることを、共に感じることができる保育者を目指します。
代表的なカリキュラム
造形教材の研究 |
保育園、幼稚園は、幅広い造形活動があります。子供たちとの造形授業はもちろんですが、先生の仕事には、いろいろな行事やイベントでの、造形的な感性や能力が必要です。この講座ではそうした保育園、幼稚園の全体の造形活動を視野に入れて、多様な教材を学習します。 |
保育教材の研究 |
絵本、紙芝居、パネルシアター、エプロンシアター等、保育教材の主要なものを取り上げ、それぞれの意義や役割を理解した上で作り方、使用方法などを体験的に学びます。 |
子どもカルチャー |
幼児教育を考慮に入れながら、若い学生さんの感性を刺激できるような造形や音楽、ダンスといった現代の多様なカルチャーを学習するプログラムです。 |
どんなこと、学ぶの?
保育の造形は子どもの遊びの中にあり、その中で子どもたちは、感じたり考えたりしたことを表現します。また保育士の造形は、教室を飾ったり衣装を作ったりと多様にあります。他の領域と協働して造形する幅広い能力が必要になります。