昨今、少子化等の影響から、全国的に市町村の消防団員数減少が進んでいます。そこで、地域防災力の維持の為、平成２８年１０月１１日、総務省消防庁次長から「消防団への加入促進に向けた取り組み」についての通達があり、各務原市より本学に在籍する学生に対し、各務原市機能別消防団への入団要請がありました。本学においては、平成２６年４月１日より、救急救命士の養成課程を開設しており、そこで学ぶ学生は、将来、消防職員を目指しており、更なる消防行政への意識の高揚を図る絶好の機会でもある為、神谷理事長が許可され入団に至りました。
　令和２年１月１２日、午前７時４５分より浅野各務原市長はじめ各務原市消防本部職員並びに各務原市消防団員・関係機関の方々が多数出席され、厳粛な雰囲気の中、令和２年各務原市消防出初式が行われ、本学の学生機能別消防団員１４名も式典及び消防隊分裂行進などに参加出動致しました。式典に参加出動した学生達は、終始、緊張感を保ち、良い経験をしたと思います。これを機に学生は、今以上に地域住民の方々に対して使命感を持ち、有事が発生した際に行う「応急手当の普及啓発活動」等を推進するイベントなどへ参加し、地域の為に活躍してくれるものと思います。