２０２３年１１月２８日（火）5限　本学図書館大ホールにおいて、令和７年度採用　岐阜県教員採用試験に係る説明会が行われました。当日は、岐阜県教育委員会義務教育課学校人事係の鹿野考史課長補佐に来学していただきご説明を受けました。
　本学からは、子ども発達学科・心理学科・総合福祉学科等で、小・中学校教員、高・特別支援学校教員を目指し、岐阜県教員を志望する学生や、他県採用も視野に入れている学生など約５０名が参加しました。
　当日は、岐阜県が求める教師像　〇幅広い教養と高い専門性をもち、常に学び続ける教師（学び続ける向上心）〇誰一人悲しい思いをさせない、愛情と使命感あふれる教師（高い倫理観・使命感）〇指導方法を工夫し、児童生徒に確かな学力をつける教師（確かな専門性）　など、教育委員会が採用に当たって基本としている理念や考え方、現在教員として活用している若手教員の実践の一端を紹介していただき、教員に求められる資質等を確認することができました。また、令和６年度採用岐阜県教員採用試験（令和５年度実施）の具体的な実施内容　〇１次試験の試験問題紹介、〇２次試験での「論文試験」「プレゼンテーション面接試験」「模擬授業」「個人面接」について、実際の論文題等を例に説明をしていただきました。鹿野先生からのご説明やお話には、教員の働き方改革の実施で勤務等が改善されていることや、教員は福利厚生も充実していることも踏まえ、教員を目指す学生さんが増えていくことを願う気持ちが強く感じられるものでした。
　説明後は、参加学生から、本年度採用者から実施される小中学校の教諭として働く人を対象に日本学生支援機構の奨学金の返済を支援する制度について、令和７年度採用（令和６年度実施）から大学３年生の第１次選考試験の受験を可能となることについて、常勤講師としての採用について　など、採用や試験に関する質問が積極的に出されました。終了後には、個別に質問をする学生もみられ、教員採用・就職に関する意識の高さが感じられました。